第8回KLANGの会(KLK2019) 2019年5月25日(土)〜26日(日)

 2019年5月25日(土)と5月26日(日)の2日間にわたり、第8回KLANGの会(KLK2019)を開催しました。

第一部前半の新忠篤氏・常磐清氏による円柱型スピーカー試聴と最新優秀録音の紹介
第一部前半の新忠篤氏・常磐清氏による円柱型スピーカー試聴と最新優秀録音の紹介

1日目


【第一部前半】 13:00~14:00ごろ
新忠篤氏(再生装置)・常磐清氏(選曲と解説)
円柱型スピーカー4台を6L6GCシングル(オール・ファインメット・トランス)(ラジオ技術2019年6月号掲載)で鳴らしました。レコード芸術誌の録音評担当になった常盤清氏により「最新クラシック優秀録音を聴く」を行ないました。最新の録音状況が分かり、大変参考になりました。

第一部後半の桑原氏による名録音の再生(AD!シングルのEURONETTE KLARTON アンプとEUROPA KLARTONスピーカーによる)
第一部後半の桑原氏による名録音の再生(AD!シングルのEURONETTE KLARTON アンプとEUROPA KLARTONスピーカーによる)

【第一部後半】  14:00ごろ~15:00 桑原威夫氏
・カール・シューリヒト指揮ベルリン・フィルのベートーヴェン:「田園」交響曲(1943年6月録音)全曲再生(大戦末期の録音)。再生装置は EUROPA KLARTON などで、知られざる名演奏の名録音に、大きな反響がありました。

休憩 15:00~15:30

第二部のクラングフィルム製デュオフォン・スピーカー(Klangfilm DUOPHON KL-L445)試聴
第二部のクラングフィルム製デュオフォン・スピーカー(Klangfilm DUOPHON KL-L445)試聴

【第二部】 15:30~17:30 小林正信
「レアな装置をを聴く(クラングフィルムなどの装置)」
「オイロパ・クラルトンとフィールドのオイロダインを聴く」
「珍しいドイツのシステム『デュオフォン』を聴く

新忠篤氏による円柱型スピーカー
新忠篤氏による円柱型スピーカー

宿泊施設へ移動(宿泊先はペンション・めいぷる)
【懇親会】 18:00~19:30

夜もたっぷり聴いた、新忠篤氏による6L6シングル(オール・ファインメット・トランス)ステレオアンプ
夜もたっぷり聴いた、新忠篤氏による6L6シングル(オール・ファインメット・トランス)ステレオアンプ

【第三部】 19:30~
「夜の試聴会」
・自由に持ち寄った機器をあれこれ聴きつつ、深夜までオーディオ談義が続きました。

2日目


【第四部の途中で、新スピーカーのデモを行ないました】
株式会社 ビームテック 代表取締役 菅沼忠雄氏
「エッジレス平面スピーカーNova2101」試聴会

エッジレス平面スピーカーNova2101
エッジレス平面スピーカーNova2101

【第四部】 9:00~15:00ごろまで
「自由な試聴会」

運営者情報・お問い合わせ

有限会社キャリコ 〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂497-634 TEL 0265-81-5707
道具商 長野県公安委員会許可第481250500003号

オーディオの歴史とクラングフィルム

クラングフィルムの歴史と機器⇒
・始まりから書くオーディオの歴史 ⇒

KLANGFILM History (English) ⇒

DSDのダウンロード販売

 新忠篤氏の復刻によるDSD音楽ファイル「ダイレクト・トランスファー」のダウンロード販売を開始しました。最近は「ハイレゾ」という用語が流行りですが、広がりや艶やかさといった表面的な快感を求める方向に流れているように思われます。それとは正反対の圧倒的な実在感のある歴史的録音を、なるべく多くの人に聴いていただこうと、サーバーなどを間借りしてコストを抑え、さらに販売元のグッディーズさんに原価低減をお願いして1000円(税別)という低価格にしました。 ダウンロードサイト ⇒