第7回KLANGの会(KLK2018) 2018年5月26日(土)〜27日(日)

第一部の新忠篤氏による講演とタイムドメインスピーカーの試聴
第一部の新忠篤氏による講演とタイムドメインスピーカーの試聴

 2018年5月26日(土)と5月27日(日)の2日間にわたり、第7回KLANGの会(KLK2017)を開催しました。松本オーディオ愛好会の武田前会長から引き継いだ水谷新会長(サウンド&パーツ)の挨拶で始まりました。

1日目


【第一部】 13:00~15:00 新忠篤氏
「タイムドメインスピーカーを聴く」

 第一部ではデスクトップ向けの小型タイムドメイン・スピーカー3組をパラレル接続したシステムを聴きました。会場にあった丸椅子を3段重ねにして、トーテムポール状に設置したところ、良好なステレオフォニックが味わえました。

休憩 15:00~15:30

【第二部】 15:30~17:30 小林正信
「レアなフルレンジスピーカーを聴く」
「クラングフィルムの大型スピーカー4台によるステレオ実験」

第二次大戦中のSIEMENSのスタジオモニタースピーカー (革エッジの12インチフルレンジ)
第二次大戦中のSIEMENSのスタジオモニタースピーカー (革エッジの12インチフルレンジ)

 ジーメンス第二次大戦中に製造されたモニタースピーカーを聴きました。12インチのフィールド型フルレンジ1発で、革エッジのユニットです。レトロで素朴な見かけとは大違いの、本格的な再生音に驚きの声があがりました。エジソンの「メリーさんの羊」からの「聴いてたどる録音の歴史講座」も行ないました。

宿泊施設へ移動(宿泊先はペンション・めいぷる)
【懇親会】 18:00~19:30

【第三部】 19:30~
「夜の試聴会」

第3部で使用したテレフンケン製10インチフルレンジ(ブルーフレーム)によるコアキシャル
第3部で使用したテレフンケン製10インチフルレンジ(ブルーフレーム)によるコアキシャル

 第3部では武田前会長自作のPX25シングルアンプを使用して、テレフンケンの有名なブルーフレームの10インチフルレンジを同軸化した2ウェイスピーカーなどを聴きました。

第3部で使用したPX25シングルステレオアンプ(武田前会長)
第3部で使用したPX25シングルステレオアンプ(武田前会長)

 つぎの写真は、大阪のM氏が戦前のSIEMENS製14インチフルレンジをウーファーにして自作した2ウェイスピーカーです。JBL製のホーン型高音ユニットを組み合わせて、オイロダイン的なスピーカーに仕上げてありました。

SIEMENS製14インチウーファーを用いて自作したオイロダイン型スピーカー(大阪のM氏)
SIEMENS製14インチウーファーを用いて自作したオイロダイン型スピーカー(大阪のM氏)

2日目


【第四部】 9:00~15:00ごろまで

 2日めは再び小林のリスニングルームに戻りました。半数くらいの参加者が入れ替わりで参加され、ゆっくりと聴くことができました。第1部では「クラングフィルムの大型スピーカー4台によるステレオ実験」の調整に不適切な部分があったのを修正したため、2日目のほうが大幅に音が良くなったという感想が多く、ピアノソロやオーケストラで不思議なくらい立体的な音場感を楽しむことが出来ました。

・懇親会と宿泊は「ペンション・めいぷる」でした。
(長野県上伊那郡宮田村4824-7 TEL:0265-85-5335)

運営者情報・お問い合わせ

有限会社キャリコ 〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂497-634 TEL 0265-81-5707 道具商
長野県公安委員会許可第481250500003号

オーディオの歴史とクラングフィルム

クラングフィルムの歴史・スピーカー・アンプ ⇒
・レコードの始まりから書く オーディオの歴史 ⇒

KLANGFILM History (English) ⇒

DSDのダウンロード販売

 新忠篤氏の復刻によるDSD音楽ファイル「ダイレクト・トランスファー」のダウンロード販売を開始しました。最近は「ハイレゾ」という用語が流行りですが、広がりや艶やかさといった表面的な快感を求める方向に流れているように思われます。それとは正反対の圧倒的な実在感のある歴史的録音を、なるべく多くの人に聴いていただこうと、サーバーなどを間借りしてコストを抑え、さらに販売元のグッディーズさんに原価低減をお願いして1000円(税別)という低価格にしました。 ダウンロードサイト ⇒