第5回KLANGの会(KLK2016) 5月28日(土)〜29日(日)

 2016年5月28日(土)と5月29日(日)の2日間にわたり、第5回KLANGの会(KLK2016)を開催しました。途中での入れ替わりも含めて計30名が参加されました。来年は6月になるかもしれません。

第5回「KLANGの会」の様子(新忠篤氏とGIPラボのスピーカー。中二階から撮影)
第5回「KLANGの会」の様子(新忠篤氏とGIPラボのスピーカー。中二階から撮影)

 はじめに、新忠篤氏によるGIPラボ製スピーカーと同氏制作のテレフンケンの小型防熱5極間AL4シングルアンプとGIPラボ製スピーカーのデモがありました。GIPラボの新しい12インチフィールド型フルレンジをALTEC A7やA5をスリムにしたようなコンパクト(我々巨大スピーカユーザーにしてみれば)なシステムで、高音をGIP製のボストウィック型ツィーターで補強した2ウェイでした。AL4は初めて聴く人が多く、興味津々でした。

GIPラボのスピーカーをドライブした新忠篤氏制作のAL4シングル単段アンプ
GIPラボのスピーカーをドライブした新忠篤氏制作のAL4シングル単段アンプ

 続いては小林がデジタルオーディオの基礎について、実際に音を鳴らしながら解説しました。少々難しかったというご意見もありましたので、反省しています。DACにはほぼ開発が完了した基板と開発中の真空管IV変換器を使いました。1972年のPCM初録音であるスメタナ弦楽四重奏団のCDを再生したところ、コンスキ&クリューガーのKL51スピーカーで鳴らしたこともあってか、わずか14ビットとは思えない高音質だというレスポンスがありました。

2日目に聴いた真空管「SIEMENS Da」(ユニバーサルアンプとEUROPA KLARTON 44010を使用)
2日目に聴いた真空管「SIEMENS Da」(ユニバーサルアンプとEUROPA KLARTON 44010を使用)

 2日目は聴きたい真空管のアンケートで1番だったSIEMENSの古典直熱3極管Daを、ユニバーサルシングルアンプで聴きました。スピーカーにはクラングフィルムのオイロパ・クラルトンを使いました。澄んだ音質に物欲を刺激された参加者が多かったようです。来年はもう少し気楽に聴き比べ中心にしようか、と考えています。

以下は会の案内です



 参加は無料で、お茶とお菓子も無料ですが、もし、食事や宿泊もされるばあいは費用をご負担いただきます。1日だけ、一部だけのご参加も歓迎します。会場は長野県駒ヶ根市で、中央高速駒ヶ根インターから西(駒ケ岳方面)へ2分ほどのところです。大半の方は夕食と夕食後の打ち解けた自作アンプなどの試聴会に参加されますが、宿泊するペンション「メープル」が満杯になる可能性があります。ご希望の方はお早めにご連絡ください。日中の主会場への参加は自由ですが、会場となる小林のリスニングルームもそれほど広くないので、事前にご予約いただくほうが無難です。申し訳ないことに座れる保証はありませんが、当日突然来ていただくのも歓迎です。


■■ 会場と連絡先 ■■
〒399−4117長野県駒ヶ根市赤穂497ー634
TEL 0265-81-5707 (有限会社キャリコ 小林正信)
(メールアドレスはこのページの上に大きく表示されています)

■■1日目=5月28日(土)のプログラム■■
(小林のリスニングルームにて)
13:30〜15:30 「フィールド型スピーカーと単段アンプを聴く」【新忠篤氏】
15:30〜16:00 お茶とお菓子で歓談
16:00〜18:00 ベテラン愛好家向け本格デジタルオーディオ入門【小林正信】
(宮田村のペンション「メープル」に移動)
18:30〜20:00 夕食・宿泊準備
20:00〜22:00 WE205Fシングルアンプなどのデモ【武田善徳氏】

■■2日目=5月29日(日)のブログラム■■
(小林邸リスニングルームに移動)
09:00〜10:00 お茶とお菓子で歓談
10:00〜12:00 ドイツのフィールド型スピーカーで真空管聴き比べ【小林正信】
(いちおう解散後、希望者はたぶん「ポカラダイニング」で昼食)
13:00〜16:00 お聴きになりたいCDなどがあるばあいは、この午後ならゆっくり試聴できます。

 今年も初日に恒例の新忠篤さんによる貴重な実演があります。また、本業はコンピューターシステムの小林が、各種デジタル音源とデジタル機器について実演しながら解説します。スッキリしないデジタルオーディオの知識を整理でき、現状と問題点が把握できます。オイロパ・クラルトン、オイロダイン、コンスキ&クリューガーといったドイツのフィールド型スピーカーでデジタル音源を鳴らします。

 2日目は。お楽しみの古典真空管聴き比べを行ないます。リクエストが多数ありましたので、WE300B刻印、WE205D、SIEMENSのDaとEd、TELEFUNKENのAD1などを用意します。ユニバーサルアンプに上記と同様なヴィンテージスピーカーを組み合わせます。

 ご自分でお聴きになりたい音楽ソースを持参されるばあい、2日目の午後にお聴きいただけます。当日はスペース確保のためにアナログプレーヤーを撤去する予定ですので、申し訳ありませんがLPとSPは再生できません。普段は会場となるリスニングルームを公開しておりませんので、この機会に聴いていただければ幸いです。

運営者情報・お問い合わせ

有限会社キャリコ 〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂497-634 TEL 0265-81-5707 道具商
長野県公安委員会許可第481250500003号

オーディオの歴史とクラングフィルム

クラングフィルムの歴史・スピーカー・アンプ ⇒
・レコードの始まりから書く オーディオの歴史 ⇒

KLANGFILM History (English) ⇒

DSDのダウンロード販売

 新忠篤氏の復刻によるDSD音楽ファイル「ダイレクト・トランスファー」のダウンロード販売を開始しました。最近は「ハイレゾ」という用語が流行りですが、広がりや艶やかさといった表面的な快感を求める方向に流れているように思われます。それとは正反対の圧倒的な実在感のある歴史的録音を、なるべく多くの人に聴いていただこうと、サーバーなどを間借りしてコストを抑え、さらに販売元のグッディーズさんに原価低減をお願いして1000円(税別)という低価格にしました。 ダウンロードサイト ⇒